このページは、週刊少年ジャンプ連載の漫画「いちご100%」のメインヒロイン「東城綾」のファンサイトです。個人的なファンサイトなので、集英社、河下水希様、とはまったく関係ありません。このページのコンテンツを勝手に利用しないでください。

2003.06.26
サイト管理者 Heinz


「いちご100%」感想、考察 85話

Title:急・転・直・下!!

今週は久々の綾たんメイン!! と浮かれてばかりはいられない。
単独表紙ももらってないし、「久々」のメインではなく長くとも4週間ぶりとか3週ぶりのメインになって頂きたい。

待ちに待ったというか、本当にやるの? と思われていた修学旅行ネタがやっと始まるみたいだ。
その前に映像コンクールは努力賞でえらくあっさりと終了してしまった。戦う土俵が違うって、そんなの応募する前に確かめるだろう、普通。
などといってみたところで、今回の映画は話の展開的に、真中と綾たんに軽い挫折感を与えた上で、二人の映画に対する想いが共有できている事を示してくれたので
--(綾たんは自分の脚本のせい、真中は自分の実力がまだまだと互いを庇うような 発言をしているが、真中が屋上に現れる直前のコマの「でも…」で 真中の「これからも東城と映画作るつもりだよ」と想いが一緒だと言うことを示している)--
細かい事は突っ込まない様にしたい。
結果として、物語はまだ先があることの証明になっていると思う。

一番大きいのは第1話の「いちごパンツの美少女」が綾たんであることが確定したと言うことである。 これが無ければ、いくら無理があるとはいえ、つかさが「いちごパンツの美少女」である可能性も否めなかった。
--(作者がその様に描いてしまえば、いくら無理があってもそれが事実になるから)--

修学旅行は、3ヒロインとも期間中に何かあることを期待させる描写をされている。ヒロイン同士があまり絡まないので、3週で1人ずつイベントがあるのかも。多分その全てに絡むのはちなみか!? そう考えると、ちなみはその役割から 今後一番出番を与えられるのではないか? 関係ないにもかかわらず修学旅行に 堂々と参加してるし。もっとコソコソしてると思った。

修学旅行中は
 .各ヒロインと真中の関係の変化
 .ちなみがそれにどのように絡むか
 .ちなみが絡んだ結果が各ヒロインにとって良かったのか悪かったのか
等を注目してみたいと思う。


「いちご100%」感想、考察 86話

Title:湯けむりの向こう側へ

今週はちなみとさつきの回。ちなみは初登場から結構重要な役を任されているが、キャラクターの 動かしやすさとインパクトで作者も描きやすいんだと思う。

バックに入れて移動なんて、無理やりすぎ。…となるはずなのになぜか許せてしまうのも ちなみのキャラクターがもたらす効果。これからどれぐらいの無理やりがあるのか楽しみになってくる。
さつきは木の陰に隠れて真中を見ていないで、小宮山が傍に居ようがもっと積極的に真中に迫っていかないと ダメじゃないか、と思ったすぐ後には真中の傍に行こうとしている。鹿(とちなみ)に邪魔されたが。

旅館の男大部屋に女の子が一人。ここでも無理やりだが許せる雰囲気を発揮するちなみ。外村と小宮山の指導の元、男子一同協力で何とか隠そうとするが真中に見つかってしまう。 だけど、こういうときに言う真中の偽善ぶった台詞はひどく共感できない。付いて来ちゃったのはどうしようもないので 普通は渋々でも良いから許してやるぐらいの優しさは持っているだろう。「一年生の分際で」なんて偉そうにほざいている真中が「生徒の分際で」生徒の処遇を勝手に決めようとする所は特に共感できない。こいつは痴漢呼ばわりされて いままでの自分のやってきたことを反省して欲しい。
ここらあたりのコマはトーンとか貼ってなくて白いけど、巻末コメントによると作者は風邪ひいてたらしい。作者は早く風邪を治して欲しい。

さつきとは風呂場で二人きり。それも鍵をかけられて閉じ込められるというオマケ付き。 ちなみの「お風呂入りたい」発言により、邪魔される展開なのは分かっちゃいるが、そこに至るまでの 過程をどのように描かれるかがさつきにとって重要になる、かも。良い雰囲気だったのをちなみにぶち壊されるのか 真中が頑なに拒んでいたのが、ちなみの乱入によって少し接近するのか、はたまた真中とちなみと急接近しちゃうのか。
ここらへんは、最終的に真中とさつきの関係が今後どのように変化するかに大きな影響を与えることになるかも。

ちなみが絡む都合上コメディっぽくなって、結局真中とさつきの関係は今までと変わらずというのが 無難な見方だと思うのだが。
来週に期待と言うことで。


「いちご100%」感想、考察 87話

Title:恋愛交差点

今週の話の最大の見せ場はやっぱり最終ページの最後のコマ。 作者はこのコマの構想はすでにあって、あとはこのコマの状況に 持ってこれるように、時間の逆順で話を構成していったと推測される。 そのために、寺巡り編は時間が早い時ほどツッコミ所が満載な物となっている。 話の構成上仕方ないにしても、もっと上手くまとめて欲しいと思った。
一つだけ感想を書くと、綾たんが寺を間違った事に気付いたコマと、その前のコマの 心理描写により、真中と出会えて周りが見えないくらい舞い上がっていたんだなと思った。 それにより、真中に偶然出会えた事に対する嬉しさを表現していると思った。

さて、最後のコマについて考えてみる。 綾たんと真中がキスしそうな描写がされているが、自分は二人がキスしようと しているのではないと思う。 理由は

1. 前のページとの状況が変わりすぎている。
2. 二人とも目を閉じている上に、頬に手を添えているわけでもない。
3. 綾たんの表情から緊張感が感じられない。

ただし、真中の表情からは緊張感が感じられるので、目を閉じたのは 綾たんからの提案なのではないかと推測しようと思う。 綾たんが全く別の目的で、「目を閉じてみて」といったところ 真中だけが勘違いして緊張しているような描写に見えた。

それにしても、展開が急すぎる。修学旅行編は、ヒロイン3人がそれぞれ ちなみに邪魔されつつも、1つづつ良い想い出をつくって無難に終わって欲しいと 思っていたのだけれど、そうもいかないみたいだ。

後先が逆になったけれど、さつきはちなみに邪魔されることもなく自爆で終了 とは扱いが酷い。結局ちなみがついて来ることを真中に了解させる ネタとして使われただけに終わってしまった。
ちなみが追い返されずについてくるという事は、ちなみ絡みでもう一つぐらい 事件があるのかも知れない。

とにかく、来週の展開には要注目であることは間違い無い。


「いちご100%」感想、考察 88話

Title:ただキミに会いたい

今週の話、ムカツキ気分も有るけど以前のような絶望感交じりのムカツキではなく 何か心に引っかかるようなムカツキだ。なにか釈然としない。

真中は自分でも言っているようにキスするつもりだったのは明らかだが、綾たんは 目をつぶっている間本当にキスするつもりだったのだろうか。
目を空けた後、真中はそっぽを向いていたので、本当にキスするつもりだったなら 激しく恥ずかしくなるはずなんだが。
「もしかしてキスしようと思っていたのは私だけ?」と思うはずである。なのに、あの 行動を見るとそのような気持ちにはなっていないとしか思えない。
現実的にはこの時の綾たんの心理描写などあとから補完されるはずは無いし、 作者が話を複雑にしたくないために薄っぺらい表現になってしまっただけだと思うが、 自分は、綾たんはキスするつもりではなかった、と勝手に思う事にする。

それで真中なんだけど、もう糞だと言う気にもならん。外村が居なければそのままつかさ放置だったんだろうな。

それで、つかさとの自由行動なんだけど、今回はハプニングの種が1つ増えてる。それは、「バレたら退学」だ。 予想としては、平穏と二人きりで行動できるわけでもなく、何かに見つかりそうになって 逃げ回るような展開になると思う。その中に多分綾たんも入っているのだろう。真中が 綾たんに必死に言い訳している場面が目に浮かぶようだ。今から覚悟しとこう。
本当は、綾たんがもっと活躍できる展開も頭に思い浮かんでいるのだが、今週の話を見た後ではとても期待できない。
最終的には桜海学園の教師につかまりそうになるような場面も出てくるのではないかと思う。

とりあえず来週もそれなりに期待と言うことで。


「いちご100%」感想、考察 89話

Title:抱いてアンダーワールド

なんだか悲しくなってきた。何が悲しいかって、これで修学旅行が終わりそうだって事。結局綾たん何の思い出の記録も 残せないまま修学旅行を終えなければならない。1回しかないイベントなのに。これがクリスマスとかだったら、今年はダメだったけど来年は…と期待が持てるのだが。

話自体もわざわざ修学旅行編でやる内容ではない。先週の「バレたら退学」の重さも全然関係なかったし。 さらに絵がいつもより雑でページ数も少ない。結局、つかさのセーラー服姿が描きたかっただけなんだろうなと思ってしまう。

先週もそうだったが、いいかげん綾たんの居ないところで、比較した上で真中に答えを求めるような 発言は止めて欲しい。 今回で言えば、真中は胸まで揉んでいるので、あんな事言われても、「東城の胸のほうがいい」 なんて絶対に言えないだろう。真中がつかさのことを何とも思ってないならこの限りでは無いが つかさも真中が自分に少なからず好意を持っていることを 確信しているからこそああ言う質問が出来るんだと思う。

来週以降の話に期待を持って良いのかもう分からなくなってきた。


「いちご100%」感想、考察 90話

Title:サンタクロースがいっぱい!!

今回の話は、内容的にはどうでも良い話。でも、恋愛漫画なのにせっかくのクリスマスイベントを こんなどうでも良い話に使って大丈夫なのか? 
しかしこういう露出系というかコスプレ系の話だと、一番スタイルの良いさつきがメインになっちゃうね。 あとは、男に媚びるのにも積極的なちなみも使いやすい。実際、この二人は目立ってたし、 無意識の内に男を引き付けてる唯に対抗意識を燃やしていたし。
対して綾たんの見所は、サンタコス自体と、「騙されてるって」のコマの台詞と、「ふきふき」の コマと、もうダメッの所かな。

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あとは番外で、表紙の雪ダルマ綾たんはとっても可愛い。あとは、4コマの小宮山の頭を容赦なく 踏みつける綾たんも、良い仕事してる。小宮山は弄られてナンボのキャラだから、あそこでは 容赦なく踏みつけるのは最高の仕事と言える。
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それにしても、天地は今週号で好感度が一気に地の底までおちた。あれだけ綾さん一筋と 言っておきながらクリスマスイブの日に女二人とデートしてるんじゃねーよ。 もうこいつは、真中を批判する資格無しだな。
今後一切、綾さんと呼ぶことすら許せん。

それに、客の男達も最悪。パンツを見てハァハァするだけなら別にかまわんが、逃げる女の子達を 追いかけて襲おうとするのは、いくらなんでもやりすぎ。ただの犯罪者集団だぞ、これじゃ。

今回は、最初と締めが外村だったので、外村メインでOK? タイトルロゴページも真中と外村 だったし。

最後に、つかさちゃん。食べ物は粗末にしてはいけません。TVでこんな事やったら、今なら 「このケーキはこの後皆で美味しくいただきました。」とテロップを流さなければいけません。


「いちご100%」感想、考察 91話

Title:触ってみる?

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

それでは、今年初感想。
今年も正月は綾たんがたくさん出てて、新年から縁起がいい。 しかも晴着で二重にめでたい。真中じゃないけれど すげえ似合うと思う。やっぱり着物には黒髪が一番。 それだけに唯と美鈴も晴着を着て、晴着黒髪三人娘を 描いてほしかった。

天地との初詣疑惑を「きっぱり」否定する綾たん、イイ。 ここまで「きっぱり」だと、天地に対する作者が与えた役割は
・綾は大切な友達と思っているが、綾と恋愛関係になることは全く無い
というところだろう。

綾たん、自分の晴着を持っててもおかしくないんだけれど 借りた事にしたのは、今回の新キャラ遥さんの存在をさりげなく アピールするためでもあるだろうし、綾たんと遥の体型(スタイルの良さ) が同じぐらいである事も示しているんだろう。
それで、真中が綾たん宅初訪問なんだけれど、正太郎は居なかった。 真中に対する正太郎の評価などを聞いてみたかったんだけど それはある意味修羅場のようなものなので、今回は避けたと思う。

それにしても、東城家は金持ちだ。家にトレーニングルームがあるなんて 相当なものだ。しかし、誰のためのトレーニングルームなんだろう?  正太郎か?
もしかして、他にも出てきていないスポーツ選手の兄弟がいるとか・・・。
この作者ならありえるところが怖い。

で、遥さんなんだが、全体的に綾たん風でありながら、目と性格がさつきみたいな感じ だと思った。綾たんとの絡みもイイ。グリグリされたりむにゅむにゅされたりで 遥さんの足を踏んづけるような、綾たんが素顔の魅力を思わず出してしまう ところなんか、結構待ちわびた展開。これを正太郎絡みでやるのかと思っていたけれど 新キャラの遥さんでやるとはね。これから過去語りなんかあるともっといいんだけどな。
真中と遥さんの絡みで、今の真中の状態を肯定する描写があったけれど、 深く考えずに何人もの女と付き合うような状態と比較して 健全だといわれてもあまり説得力が無い。

最後の羽根つきは天地の性格が良く出ている。天地の真意は
「羽突きで綾さんにいいところを見せる。同時に真中の無様な姿を 晒して綾さんにカッコ悪いと思わせる」
で大体あっていると思うけれど、いつのまにか目的が 羽根つきで勝つことになっている。もちろん見かけは羽根つきなのだから 勝つのも良いが、天地は「世の中には負けたほうが美味しい勝負がある」 事も学ばなければ、これからも綾たんに友達としてしか見られないと思われる。

来週、綾たんの誕生日に関する話をやってくれることに大いに期待する。 内容は多くは望まない。
特に皆が祝う描写も無くて良いが 真中が綾たんの誕生日を知る描写はあってほしい。 そして来年の誕生日に繋げてほしい。


「いちご100%」感想、考察 92話

Title:ナンバー1

今週も綾たんメインだ〜。誕生日エピソードちゃんとやってくれるといいなーぐらいの 認識だったから、話のデキに関しては超満足だ。

今回の話、綾たんの誕生日の話がメインであるのは間違いないが、もう一つ 注目すべき点があると思う。それが、「進路」のこと。綾たんの誕生日のエピソードに進路の話を かぶせているという事は、真中の進路に決定的に関わるのは綾たんだという事に違いない。 少なくとも自分はそう思う。

綾たんの誕生日については、色々な感想があるだろうからあまり深くは突っ込まない。 綾たんが積極的なのが良かったし、「一番」を貰えたのも良かった。 一言で言えば最高だったと言うことだ。

さて、進路のことなのだが、幾つかポイントを挙げてみようと思う。 まず、真中はどちらかと言うと進学をするつもりである事がわかった。 それと、さつきの台詞「東城さんの方が真中に合わせる可能性」と、真中の台詞「東城は 俺に合わせて…」から、今度は真中が綾たんに合せて勉強を頑張る展開になるのではないか と思った。
あと、真中の「だって俺たちクラスが違うから」は、真中が綾たんと同じ クラスになる前振りであると思った。
もう一つ真中と綾たんが一緒のクラスになる要因がある。 それは外村の存在だ。2年生のクラス分けの時の外村の台詞から、外村は3年では 間違いなく綾たんと同じレベルの科目を選ぶはずなので、外村と綾たんは多分同じクラスになると思う。 一方、話の展開上、真中と外村は同じクラスにしないと非常に話が作り辛くなると思う。

しかし、今の段階では真中が上のレベルのクラスを目指す理由がないので、これから春までの 展開として、真中が上のレベルを目指さなければいけない何かが起こるのではないかと思う。 具体的には、行きたい大学がハッキリとするのではないだろうか。もちろん、映画と綾たん絡みで。

だから、次の綾たんメインは、ズバリ真中の進路決定時だと思う。そうであるならば、バレンタイン イベントはほぼスルーでもかまわないと思っている。その時期には、綾たんにはチョコレートのことより 真中と自分の進路について真剣に考えていて欲しいからである。


「いちご100%」感想、考察 93話

Title:さつきタイムリミット!!

今週もタイトルも示す通りさつきメイン。表紙のさつきが「さよなら」と言っているようにも「ただいま」と言っているようにも見える。今週の話の内容に良くあっていると思う。

綾たんは少しだけ出てるけど、今週の話では脇役でいいだろう。

とりあえず、最後の3ページを見なかったことにして、全体的な感想は、さつきのいつでも明るくて前向きな性格が良く出ていた。真中曰く「さつきは強いんだな」と言うことを感じた。
いつもの強気な表情のさつきもいいが、真中と一緒に帰るときの、終始笑顔のさつきが 今週は良かったと思う。
それと、今まで真中を「好き」と言葉に表していたさつきが、最後の最後で「ずっと真中のこと想ってる」と言葉に表現しなかった。これはさつきの本音だから、さつきが心の底から真中のことを想っている表現になっていると思った。

ここまでは、かなり感動する話・・・なんだけど・・・。

予想できていたとはいえ、最後の3ページで今までの感動は何処に? という展開に。まさに美鈴、ちなみの言うように「あたしたちの流した涙を返せーっ!!」という気分だ。このドタバタ感はさつきの話を締めくくるのは良いのかもしれないけどね。

だけど、最後の煽りじゃないけど、やっぱりさつきがいなきゃ始まらない。さつきが転校していなくなるような展開じゃなくて本当に良かった。

最後に、北大路家を考察。家族は父母に兄さつき弟妹の6人家族。さつきのスタイルの良さは母親譲りだろう。父親は後姿しか見ていないが、勤め人と言うよりは職人という感じがした。だけど結構無口っぽい。だから、女は母親、男は父親の性格を引き継いでいるのだと思う。居間にはこたつとテレビにビデオが一台。本や新聞の散らかり具合とか座布団があるところから見て、家族の基本的な生活エリアはこの居間で、食事も皆で一緒に食べると思うので、家族間の会話などは問題ないようだ。兄だけがちょっと冷静に引いている感じ。兄は去年のバレンタインからタバコを吸っている描写があるので21歳以上と思われる。大学行ってるか働いてるかは謎だが、北大路家の様子から見て働いているっぽい。だから、先週のさつきも働くことに抵抗なかったのかもしれない。

さて、来週からバレンタインの前哨戦なのか、別の話なのか。今から楽しみなところである。


「いちご100%」感想、考察 94話

Title:届く気持ち届かぬ想い

今週の表紙は皆がバレンタインの準備をしているところ。この表紙を見たときは、綾たんの持っている 調理器具を見逃していたけど、まさか本編に関係あるとは思わなかった。

正直、料理はあまり得意でない描写をされたことがあるので、バレンタインに綾たんの手作りのチョコが出てくるとは全く予想していなかった。
今週の話、綾たんもがんばってる所がわかったし、積極的に動いていてとても良かったと思うけど、自分の中でテンションがあがらないのは、バレンタインは料理(特にお菓子系)の得意なつかさのためのイベントだとずっと思っていたからだろうか? 今週のラストを見てもその通りになりそうだし。

ほんとうは、綾たんのかわいい姿がたくさん見れて満足なのだが、どうしてもその先を考えて不安になってしまう。

その他、ちなみは相変わらずちなみらしい。しかし、義理チョコならもっと安そうな チョコでもよさそうなのに。さつきは、去年に続いてかわいそうな結果になった。 本来ならば本命相手に間違って義理チョコ渡すのはそうとうなマイナスポイントなのだがそこあたりのフォローは今回もないのかな? 唯は気軽に真中家に訪問できる立場なので真中と一緒にチョコを食べるれるのは結構おいしい扱いだ。いちご柄のマフラーも この漫画の中ではポイント高い。

来週は2周年記念の巻頭カラー。今週のラストより綾たんの大いなる活躍はあまり期待できない。というより、活躍するにはどのような展開になればよいのかが全く予想がつかない。しかし、折角の巻頭カラーなのだから、ぜひ予想を裏切ってほしいと願っている。


「いちご100%」感想、考察 95話

Title:SWEET GIRL BITTER LOVE

今週は2周年記念の巻頭カラー。なおかつ、1周年の時はもらえなかった本誌表紙も飾って非常にめでたい。ポスターもついて、裏までいちごのドラマCD特集と、前のほうが いちごづくしの今週号だった。

本編のほうも思わぬ誤算。もちろん嬉しいほうの誤算。今週は1ページでも出演できればいいほうだと思っていたから、綾エピソードで約5ページ使ってくれたのは 嬉しい。

とにかく、真中と一緒に映画を作るという夢のために同じ大学に行きたいというのは 内容はともかく、綾たんが自分で決めたことなのでとても良いことだと思う。 なぜ良いかというと、自分で決めて、はっきりとした意思表示をして、小説家になる 夢に対する真中の問いに対しても小説のことを忘れているわけではないことを 即答できていることから、雰囲気に流されたわけでもなく、いいかげんな気持ちでも ないことがはっきりと示されているからだ。
それに夢に対する態度が真剣であれば、レベルの高い進路を選ぶより、自分のやりたい ことを優先すべきだと自分は思ってるから応援したいと思う。ただし、本当に真剣に なれる夢をもてるのは少数派だから、多くの人にはお勧めできない選択の方法 であるとは思うが。

その話の流れ関連で、綾たんが「一緒の大学に行きたい」といったことについて。
話の流れ的に、大学の話題が出てくるのは唐突な気がするが、これは作者の今後の 展開への意思表示なのではないかと思った。大学の話が出た以上、話の展開的には 真中が結果的に進学するかどうかは別にして、大学を目指すための話がメインの 展開として1つ示されたと思う。
もう1つは、今週のラストの通り、つかさがパリ 留学するつもりだと聞いて、真中がそのことについて悩んだり葛藤したり する展開だ。
今後、その2本柱で進んでいくのではないかと思う。

今週のラストからして、来週はつかさメインで進みそうだが、進路がらみで1ページ ぐらいは出て欲しいと思う。


「いちご100%」感想、考察 96話

Title:恋愛射程距離

先週の告白後から始まったが、先週の様子から自分の気持ちさえ揺らがなければ 卒業後のパリ行きは決定済みだと思っていたが、まだ親の承諾も得られてない 状態だったわけだ。親の反対理由は、第一に女の子を一人で海外に留学させるのは 心配だというのがもちろんあるだろうけど、なれるかどうかもわからない菓子職人を 目指すより、普通に進学して安定して欲しいという親心もあるのだろう。 一般的に言われているような「夢」をとるか「安定」をとるかという問題が つかさの身にも降りかかっているんだな。

唯は色々真中に言っているけど、「見た目も中身もフツー」というのは評価高すぎ。 やっぱり自分に合っているという事を遠まわしに言っているのか? 来週わかりそう。

さつきは、今はフリーターでもいいといっているけど、案外さつきみたいな性格の娘は なんでも出来そうなので、これからもうまくやっていくと思う。

それで真中は、何をいまさらと言わんばかりの「釣り合わない」発言。それで、 次回は合コンなんだけど、その場にいるのは桜学1年女子3人と、久々登場の大草?  確定はしていないが、外見はほぼ大草で間違いない。もう一人は吹き出しで顔が隠れて 確認不能。新キャラが桜学1年女子3人以外いないとすると、残りは、天地、唯が 有力か? ということは、次回は唯メインみたいな気がする。

今週の話から行くと、やっぱり自分と釣り合うような相手と付き合うのが良いのか というような内容になると思うが、それが唯なのか? そして、その考え方をどの程度 引っ張るのかを注目したいと思う。


「いちご100%」感想、考察 97話

Title:遅れて来た女

今週は合コンの続き。男の1人は大草だったけど、もう一人は新キャラの高木。大草と同じサッカー部らしい。さすがに天地はなかったか。

それで、もう一人の女の子はやっぱり唯だった。唯が大草に興味を持っていたのがめずらしく今回生かされたことになる。

桜海女子3人組は、それぞれ可愛いんだけど、みんな性格が似たような感じの 娘ばかりだ。皆、大草本命、高木もかっこいいからOKという感じだと思う。今回は 思ったより外村が目立たなかった。前回、桜海の女の子と親しそうだったからもっともてるのかと思っていたけど、そうでもなかったみたい。大草は、さりげなくデュエットを歌おうと誘ったり、真中のフォローをしたりと(これは下心が感じられたので)、こういう場になれている感じが出ていたと思う。

それで、唯登場なんだけど、ここで高木が思わぬ活躍。だけど、いくらロリコンだからといって、初対面の娘の頭をキャッチングしたり、ヘッドロックしたりするのは明らかにやりすぎ。そのまま絶交されてもおかしくない。しかも唯は大草狙いだし。

高木は関東ナンバー1キーパーと呼ばれているらしいけど、泉坂って結構サッカーの強豪みたいだ。1、2回戦で負けるような高校には普通そんな優秀だと呼ばれる選手はいないし、ナンバー1だから関東選抜チームなどには必ず選ばれるぐらいの実力はありそう。そう考えると、そこの部員である大草や高木がもてても何の問題もない。桜海女子3人組も試合の応援などに行っていると思う。

次回、ダブルデートらしいが、大草は何かたくらんでそうな感じがする。はたして、大草は現在の真中とつかさの関係がどのようになっているのか、どのくらい詳しく知っているのかがポイントになってくると思う。
だけど、唯はダシに使われてしまうんだろうか? そうなった場合、唯が傷つかないようなフォローをして欲しいと思う。


「いちご100%」感想、考察 98話

Title:このままずっと

今週はダブルデートの朝から。組み合わせは、真中とつかさ、唯と大草なんだけど 今回の話は所々に唯と真中の「恋を意識していない幼馴染」のパターンがちりばめられていた。

まずは、朝迎えに行くのだが遅れそうになる所。そして、先にきている二人は見るからにお似合いの二人に見える所。美術館で、絵のことについて語れる二人と、分からない二人というように、行動が幼馴染グループとその相手グループで対比させられている描写が結構目立ったように思う。そして、極めつけは「夜景を一緒に見たかった」という思いがシンクロしているところだ。そして、それぞれが本来のパートナーのことを思っているのもお約束である。

それにしても今週の唯は大草にベタ惚れ状態で、まさに少女漫画でおなじみの「憧れの先輩」に恋する主人公のようであった。この場合、結局は「憧れの先輩」とは結ばれずに、「いつも喧嘩している幼馴染」と結ばれるのがパターンなんだけど、果たしてどうなることやら。

大草は、もっと悪どい作戦を考えているのかと思いきや、思いっきりのかませ犬役だったとは。まだ、来週どうなるか分からないけど、今週は対つかさに関しては良いとこなしだった。つかさに対して、普通の娘と同じ方法使っても効果ないことぐらいは、分かってて欲しかったんだけど。さらに、カメラ買いに行くというくだらない理由でつかさを一人待たせているのも大草らしくない。今回は真中が先に見つけたけど、つかさを一人で待たせていたらいつナンパされてもおかしくないのに。カメラなどはじめから用意しとくか、二人で一緒のときにさっさと買っておくものだ。

今週のラストはまたハプニングで二人きりのパターンですか? どうせ良いところまで行って何かに邪魔されるんだろうけど。


「いちご100%」感想 99話

Title:放さないで

それでは、第99話の感想。

要点だけをまとめると、まず大草。「真中に有利」ということは 真中とつかさが復縁することは望んでいなさそう。今のところは真中の ライバルとしての出演だったみたいです。

3月のカレンダーが今年のと違うけど、なにか意味があるのかな。 わざわざ14日を月曜日にしてるし。

最後に、新キャラ。階段を昇ってたと言うことは塾の生徒なんだろうけど これからどう絡むのかが全然分からない。パンツが見えてるけど これはイチゴパンツなのかな? はっきりと描写されてないから分からない けど、イチゴパンツならば、今後非常に重要になってくるのかもしれないね。


「いちご100%」感想 100話

Title:走り出した運命

今週の感想、いってみよう。

表紙が、本当に久々の綾たんピン。やっぱり100話で単独表紙は嬉しいね。指輪がいちご柄で、いちごのショートケーキを頬張っております。普段のほわほわした綾たんもいいけど、こういう雰囲気の綾たんもまたミステリアスで実にいい。

先週登場の女の子のパンツはたぶん水玉模様。向井さんです。先週の印象と今週の態度がちょっとギャップかな。ちょっと男性恐怖症ぎみ?
でも、塾に通う新キャラなわけで、向井さんを出演させるためには必然的に塾での行動を描かなければいけないわけで、向井さん大歓迎。
とにかく、向井さんの高校が桜海でなれば何処でも良いよ。女子校だなんてぼかしてると後で、制服違うけど桜海の生徒なんてがっくりきちゃうから。

とにかく、3月14日にお返し渡してもらって本当に良かった。綾たんって、何をもらうかよりそういう記念の日を大事に思ってそうだから。

進学については、ちょっと親絡みがありそうな予感。真中も塾に行くことになりそうだし
って絶対行ってくれよ。一つでも接点があると嬉しいんだよな。もう一つおまけに、クラスも一緒になれば良いのにな。もう何でも良いから一緒のクラスになってくれ、お願い。

真中の行く大学は、綾たんの献身的な手助けにより決まって欲しい。できれば、映画を作るのに適した環境の中で一番レベルの高い大学に。

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